16日の東京株式市場見通し=続落後はもみ合いか

国内市況

株式

2021/7/16 7:47

 予想レンジ:2万7900円-2万8300円(15日終値2万8279円09銭)

 16日の東京株式は続落後、もみ合いか。きのう15日の弱い地合いが継続し、売り優勢のスタートとなりそう。週末要因から、手控えムードが強まることも想定される。また、15日引け後、日経平均株価への寄与度の高いファーストリテ<9983.T>が、21年8月期の連結業績予想(IFRS)を修正。売上収益と営業利益の予想を引き下げており、同銘柄の値動きに影響を受ける場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(15日は109円77-79銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同129円92-96銭)とやや円高方向にある。15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、エーザイ<4523.T>、みずほ<8411.T>、JAL<9201.T>などが、15日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比130円安の2万8090円だった。(高橋克己)

 16日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・黒田日銀総裁会見

・日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)

・IPO(新規上場)=ラキール<4074.T>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米6月小売売上高

・23:00 7月ミシガン大学消費者マインド指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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