大和ハウスが5日ぶり反発、大和証は「2」継続、目標株価は4200円に引き上げ

株式

2021/7/21 16:00

 大和ハウス工業<1925.T>が5日ぶりに反発。大和証券では20日付で、投資判断「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は4000円から4200円に引き上げている。

 株価は同証券予想PERで22年3月期9.8倍、23年3月期8.8倍の水準にあり、国内住宅市場が回復基調だった2015―2016年の大手住宅メーカーの当期予想平均PERがおおむね10-12倍のレンジで推移したことに鑑み、目標株価は4200円に設定されている。

 22年3月期の会社側計画は、21年3月期の退職給付関連の利益押上げ効果の反動などで連結営業利益3200億円(前期比10.4%減)となっているものの、保守的な印象とコメント。同証券では3400億円(同4.8%減)と上ブレを見込んでいる。中期的な業績拡大の牽引役は、賃貸住宅のみならず、データセンター、卸売市場、米国住宅、中国での分譲マンション、ホテル運営など豊富であり、生産緑地関連の中心銘柄の1つとしても注目したいとしている。

 21日の終値は、前日比62円高の3374円。

提供:モーニングスター社

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