スズキ、ダイハツとともに商用事業プロジェクトCJPに参画

株式

2021/7/21 16:01

 スズキ<7269.T>は21日引け後、ダイハツ工業(大阪府池田市)と、軽自動車においてCASE(コネクティッド、自動化、シェアリング、電動化)技術の普及を通じたカーボンニュートラルへの取り組みを加速することを目指し、商用事業プロジェクト「Commercial Japan Partnership(CJP)」に参画すると発表した。

 CJPは、いすゞ自動車(いすゞ)<7202.T>と日野自動車(日野自)<7205.T>が培ってきた商用事業基盤に、トヨタのCASE技術を組み合わせることで、CASEの社会実装・普及に向けたスピードを加速し、輸送業が抱える課題の解決やカーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目標に、今年4月に立ち上げた取り組み。

 今回の参画にあたり、スズキ・ダイハツの両社は、トヨタ自動車<7203.T>が保有するCommercial Japan Partnership Technologies(コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ)の株式を発行済株数の10%ずつ譲受する。トラックから軽商用車まで一気通貫での物流効率化、また、スズキ・ダイハツの良品廉価なものづくりの力とトヨタのCASE技術を生かして、廉価な先進安全技術や電動化の普及に向けた取り組みを一緒に進める。

 21日終値は、前日比168円高の4539円。

提供:モーニングスター社

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