C&R社がプラス転換、株式新聞Webで取り上げ

株式

2021/7/27 14:31

 プロフェッショナル人材を基盤に派遣や請負を手掛けるクリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763.T>が後場に騰勢を強めて前日比26円高の1696円まで買われている。株式新聞Webが26日に取り上げた。

 株式新聞Webでは同社について、コロナ禍でも着実に収益を積み上げている一方、既存の経営資源に新たな要素を融合した複数の事業も育ちつつあると評価。次の成長ステージが視野に入るとして、新事業の「漫画LABO(ラボ)」などに注目した。

 漫画LABOは漫画家を発掘し、電子書籍のオリジナル作品を配信するスタジオ。同社はもともと電子書籍の卸売りを手掛けていたが、一歩踏み込みオリジナルコンテンツの制作にも守備範囲を広げた。ストーリーと作画の分業制が特徴で、電子販路を通じて蓄積したマーケティングデータも生かして創作する。ヒット作も続々と出てきており、今2月期にも電子書籍事業の売上高の1割超をオリジナルのコンテンツが占めそうだ。

提供:モーニングスター社

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