オンコリスBが一時急騰、開発中の新型コロナ治療薬でインド型および南アフリカ型への有効性を確認

株式

2021/7/27 14:33

 オンコリスバイオファーマ(オンコリスB)<4588.T>が急騰し、一時57円高の1356円を付けている。26日引け後、現在開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」に関し、インド型および南アフリカ型の変異コロナウイルスに対する有効性を、鹿児島大学ヒトレトロウイルス学共同研究センターとの共同研究で確認したと発表、材料視された。

 今回の結果により「OBP-2011」は、WHO(世界保健機関)が懸念すべき変異株として指定するイギリス型、ブラジル型に続きインド型および南アフリカ型の全ての懸念すべき変異株に対する効果が確認された。また、この結果に加え「OBP-2011」は、SARS(重症急性呼吸器症候群)およびMERS(中東型呼吸器症候群)ウイルスに対しても効果を示しており、幅広いコロナウイルス増殖抑制効果を持つことが確認されている。

 午後2時30分時点の株価は、前日比34円高の1333円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ