フコクが急上昇、業績予想の上方修正に中間配当増額で買い誘発

株式

2021/7/29 13:26

 フコク<5185.T>が急上昇し、一時52円高の1024円を付けた。28日引け後、22年3月期第2四半期(21年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正するとともに、中間配当を5円増額し、買いを誘った。

 第2四半期業績予想は、売上高が340億円から370億円(前年同期比30.2%増)、営業損益が15億円の黒字から18億5000万円の黒字(前年同期は8億9900万円の赤字)に引き上げられた。グループの主要顧客先である自動車産業は、米国、中国における自動車販売が引き続き好調なこと等により、受注も前回予想を上回る見通しとなった。損益面においては、前期より損益分岐点売上高を引き下げるべく、生産工程の合理化、多能工化、間接業務の効率化、経費削減等、あらゆる改善活動に引き続き取り組み、収益力が向上する。中間配当は前回予想の20円から25円に増額した。

 通期業績予想については、売上高が700億円から730億円(前期比15.5%増)、営業利益が33億7000万円から37億2000万円(同5.37倍)に上積みされた。

提供:モーニングスター社

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