日経平均が反落スタート、新型コロナ感染拡大影響を懸念したもよう=30日寄り付き

国内市況

株式

2021/7/30 9:04

 29日の日経平均株価は、前日比104円53銭安の2万7677円89銭と反落してスタート。きのう29日は反発後、上値を追う動きが限られていたことや、29日に全国で新型コロナウイルスの新規感染者数が初めて1万人を超えるなど、感染拡大による経済への影響が懸念されたもよう。現地29日の米国株式市場では、NYダウが3日ぶりに反発し、ナスダック総合指数は続伸するなど堅調。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所清算値比55円安の2万7755円だった。取引開始前に経済産業省が発表した6月鉱工業生産指数(速報)は、季節調整済みで前月比6.2%上昇し市場予想平均の同5.0%上昇を上回った。基調判断は「生産は持ち直している」を維持した。

 東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=109円台の半ば(29日は1ドル=109円86-87銭)、1ユーロ=130円台の前半(同130円40-44銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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