日経平均は373円安と大幅反落、新型コロナ感染再拡大の影響を懸念、米株先物安も重し=30日前場

 30日前場の日経平均株価は前日比373円16銭安の2万7409円26銭と大幅反落。朝方は、国内での新型コロナウイルスの感染再拡大による経済への影響が懸念され、売りが先行した。時間外取引での米株価指数先物安も重しとなり、日経平均先物にまとまった売り物が断続的に出て下げ幅を拡大した。中国・上海総合指数や香港ハンセン指数の下げも投資家心理の後退につながり、一時2万7294円05銭(前日比488円37銭安)まで下落した。その後は下げ渋ったが、戻りは限定された。

 東証1部の出来高は5億2936万株、売買代金は1兆2289億円。騰落銘柄数は値上がり396銘柄、値下がり1706銘柄、変わらず81銘柄。

 市場からは「コロナ渦で米株先物安、中国株安と続き、さらに月末安アノマリー(説明のつかない法則)も重なり、仕掛け売りが入りやすい状況だ。短期的な売りとみられるが、とりあえず落ち着くのを待つしかない」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、大日住薬<4506.T>、アステラス薬<4503.T>、エーザイ<4523.T>などの医薬品株が下落。任天堂<7974.T>、アシックス<7936.T>などのその他製品株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も安い。クレセゾン<8253.T>、JPX<8697.T>などのその他金融株も軟調。ソフバンG<9984.T>、KDDI<9433.T>などの情報通信株や、楽天グループ<4755.T>、サイバー<4751.T>などのサービス株も売られた。テルモ<4543.T>、オリンパス<7733.T>などの精密株も値を下げた。

 半面、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株が引き締まった。ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、日本製鉄<5401.T>、東鉄鋼<5445.T>などの鉄鋼株も高い。三住トラスト<8309.T>、新生銀行<8303.T>、愛知銀行<8527.T>などの銀行株も買われた。

 個別では、東京機<6335.T>、日華化<4463.T>、山洋電気<6516.T>、アンリツ<6754.T>、富士電機<6504.T>などの下げが目立った。半面、トーメンデバ<2737.T>がストップ高カイ気配となり、TOWA<6315.T>、ZOZO<3092.T>、サンワテクノ<8137.T>、日コンセプト<9386.T>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が下落した。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

株式新聞オリジナルアプリ

株式関連ニュース・銘柄情報に特化した株式新聞のオリジナルアプリで、
いつでも最新の情報をチェックできる便利なアプリです。

  • Google Play
  • App Store
▲ページTOPへ