菊水電子が急騰し一時ストップ高、22年3月期第2四半期と通期の連結業績予想を上方修正

株式

2021/7/30 14:25

 菊水電子工業(菊水電子)<6912.T>が急騰。一時150円ストップ高の1101円を付け、2月15日の年初来高値1012円を大きく更新した。29日引け後、22年3月期第2四半期(21年4-9月)と通期の連結業績予想を上方修正し、買い人気を集めた。

 第2四半期業績予想で、売上高を39億円から45億円(今期から収益認識に関する会計基準を採用するため前年同期との比較はなし)に、営業損益は1億6000万円の黒字から4億円の黒字に拡大する見込み。売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、営業活動の制約を受けているものの、グループの重点市場である航空宇宙、電池、自動車のCASE、サーバー・ICT(情報通信技術)関連市場、ならびに半導体関連市場、5G関連市場など、グローバルで需要の回復が進み好調に推移した。通期予想では、売上高を84億円から90億円に、営業利益を5億円から7億4000万円に増額。第2四半期業績予想の修正を踏まえ、通期予想も見直している。

 第1四半期(21年4-6月)決算は、売上高が22億1400万円(今期から収益認識に関する会計基準を採用するため前期との比較はなし)、営業損益は2億6300万円の黒字だった。

 午後2時20分時点の株価は、前日比100円高の1051円。

提供:モーニングスター社

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