ENEOS、再生可能エネルギーの電源開発を背景に需要が増加するポリエチレンの生産能力を増強

株式

2021/7/30 16:09

 ENEOSホールディングス<5020.T>グループのENEOSは29日、100%子会社のENEOS NUCが、再生可能エネルギーの電源開発を背景に需要が増加する超高圧・高圧電線の絶縁用途に使用されるポリエチレンの生産能力を約3万トン増強する設備投資を実施すると発表した。

 世界的な脱炭素化の動きを背景に再生可能エネルギーの電源開発が世界規模で進むなか、洋上風力発電など、需要地までの距離が長い分散化型電源の開発が加速しており、これに伴い、送電線として使用される超高圧・高圧電線の絶縁用ポリエチレンの需要がアジアおよび欧州を中心に急速に拡大していることに対応するという。

 30日の終値は、前日比4円安の459.5円。

提供:モーニングスター社

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