<特集>再生エネ関連をマーク(3)=菱ガス化―地熱発電の建設・運営で存在感

株式

2021/7/30 16:57

 三菱ガス化学(菱ガス化)<4182.T>をマークしたい。同社は、天然ガスの探鉱技術を生かし、再生可能エネルギー発電のひとつである地熱発電所の建設・運営を手がけている。現在は、他企業との共同により、澄川地熱発電所(秋田県鹿角市)と山葵沢(わさびざわ)地熱発電所(秋田県湯沢市)の2カ所で発電を行っている。今後の発電計画としては、24年4月の営業運転を目指し、青森県八幡平市で安比地熱発電所の建設を進めているほか、福島県猪苗代町では、地熱発電所の開発調査を行っている。地熱発電は、日本は地熱資源が豊富で、24時間365日休まず発電できるが、熱源を採取できる適地が国立・国定公園や温泉地に近い場所にあることから、現在は規制や温泉の枯渇懸念などで開発に時間を要する状況にある。今後は、規制の緩和や新技術の開発も進むとみられ、同社の活躍する場面も増えることが期待される。

 株価は、9日に直近安値となる2206円を付けた後、下値を固める展開にあり、出直りのキッカケ待ちの状況にある。同社株のPERは11.5倍、PBRは0.9倍で、同社株が属する化学業種の平均PERが21.2倍、PBRが1.8倍であることから、割高感はない。

提供:モーニングスター社

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