8月2日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

株式

2021/8/2 7:47

 予想レンジ:2万7000円-2万7400円(7月30日終値2万7283円59銭)

 8月2日の東京株式は、軟調な展開か。前週末7月30日の弱い動きに加え、新型コロナウイルスの新規感染者数の高止まりで、積極的な売買は限られそう。きょう2日からは、東京、沖縄に加え、神奈川、埼玉、千葉、大阪の4府県にも緊急事態宣言が発出され、景気回復の後ズレを警戒し、模様眺めムードも広がりそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(7月30日は109円52-54銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円近辺(同130円28-32銭)とやや円高方向にある。前週末7月30日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック<6752.T>、アドバンテス<6857.T>、日産自<7201.T>などが、同30日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同30日の大阪取引所清算値比100円高の2万7450円だった。(高橋克己)

 8月2日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・14:00 7月消費動向調査、7月自動車販売台数、7月軽自動車販売

・決算発表=塩野義薬<4507.T>、大塚商会<4768.T>、AGC<5201.T>、三菱重工<7011.T>、三菱UFJ<8306.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国7月財新製造業PMI

・23:00 米7月ISM製造業景況指数

・米政府、防衛や監視技術分野に関連すると見なされる中国企業59社への投資禁止を実施

・決算発表=(欧州)エヌエックスピー・セミコンダクターズ(米国)アリスタネットワークス<ANET>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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