日経平均は315円程度高、株価指数先物に断続的な買いで堅調推移=8月2日寄り付き

 8月2日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前週末比315円程度高い2万7598円前後で推移する。午前9時16分には、同342円92銭高の2万7626円51銭を付けている。前週末7月30日に大幅反落した反動で、買いが先行。その後も、株価指数先物に断続的な買いが入ったことから、堅調な値動きとなっている。現地7月30日の米国株式市場は、さえない企業決算や月末要因などから、NYダウが反落し、ナスダック総合指数は3日ぶりに反落。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同30日の大阪取引所清算値比100円高の2万7450円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株が上昇。SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も高い。オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も堅調。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も上げている。

 個別では、東京機<6335.T>、クイック<4318.T>、トプコン<7732.T>、島精機<6222.T>、フューチャー<4722.T>などが上昇。半面、コーセー<4922.T>、マンダム<4917.T>、テクマト<3762.T>、Jリース<7187.T>、メンバーズ<2130.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=109円台の半ば(前週末7月30日は1ドル=109円52-54銭)、1ユーロ=130円台の前半(同130円28-32銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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