ソレイジア、モーニングスターが投資判断「強気」を継続

株式

2021/8/3 9:19

 がん領域がメーンのバイオベンチャー、ソレイジア・ファーマ<4597.T>が底堅い動き。モーニングスターが3日付レポートで、大型製品候補と目される末梢性T細胞リンパ腫(しゅ)治療薬開発品「SP-02」、大腸がん治療薬開発品「SP-05」が最終臨床試験を迎え、上市が近づいていることや、上市済みの既存製品製品「SP-01」(がん化学療法に伴う悪心・おう吐を抑制する貼付剤)、医療機器「SP-03」(化学療法や放射線療法に伴う口内炎のとう痛緩和の口腔用液)の売上が今後ピーク期を迎えとことなどをかんがみ、想定株価レンジを350-400円、現値からの上値余地は依然大きいとし、投資判断を「オーバーウエート」(強気)継続としている。

 レポートでは、次開発候補品の臨床試験など開発投資期が続くものの、「SP-02」「SP-05」の国内上市後は開発コスト負担の大きい最終臨床試験を迎える開発品が一服するとみられることから、営業黒字転換期を前回レポート(20年7月2日付)の22年12月期から23年12月期に改め、想定株価レンジをDCF(ディスカウントキャッシュフロー)法により再算出している。

 午前9時10分時点の株価は前日比1円安の133円。

提供:モーニングスター社

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