株式新聞

2021年9月25日(土)

日経平均は57円安と続落、再度軟化場面も引けにかけ底堅い=4日後場

 4日後場の日経平均株価は前日比57円75銭安の2万7584円08銭と続落。朝方は、売りが先行した。3日の米国株式は上昇したものの、米長期金利の低下を背景にした円高・ドル安が重しとなった。新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感も根強く、先物売りを交えて下げ幅を広げ、一時2万7488円74銭(前日比153円09銭安)まで下落した。一巡後はいったん持ち直した。円高一服とともに、アジア株高が支えとなり、前場終盤にかけて下げ幅を縮小した。後場入り後は再度軟化する場面もあったが、売り進む動きには発展せず、大引けにかけては底堅く推移した。

 東証1部の出来高は10億7402万株、売買代金は2兆4380億円。騰落銘柄数は値上がり473銘柄、値下がり1648銘柄、変わらず69銘柄。

 市場からは「第1四半期の好決算を発表したトヨタ<7203.T>は通期予想の上方修正に至らず、売りに押されたが、指数への影響は限定的だった。全般は決算を見たいとの雰囲気が強く、新型コロナウイルスへの警戒感もあるが、やはり信用期日が通過までは上値は重いとみられる」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、住友電工<5802.T>、古河電工<5801.T>などの非鉄金属株が下落。丸紅<8002.T>、三井物産<8031.T>などの卸売株や、任天堂<7974.T>、ピジョン<7956.T>などのその他製品株も安い。大日住薬<4506.T>、エーザイ<4523.T>などの医薬品株も値を下げた。積水ハウス<1928.T>、日揮HD<1963.T>などの建設株や、東レ<3402.T>、東洋紡<3101.T>などの繊維製品株も軟調。ソニーG<6758.T>、京セラ<6971.T>、TDK<6762.T>などの電機株も売られた。

 半面、INPEX<1605.T>などの鉱業株や、郵船<9101.T>などの海運株が上昇。日水<1332.T>などの水産農林株も堅調。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、コスモエネH<5021.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株も高い。ダイキン<6367.T>、ディスコ<6146.T>などの機械株も買われた。

 個別では、ADWAYS<2489.T>、EduLab<4427.T>、ニチレイ<2871.T>、イリソ電子<6908.T>、三井海洋<6269.T>などの下げが目立った。半面、TDCソフト<4687.T>、宝HLD<2531.T>、ZHD<4689.T>、FUJIMI<5384.T>、日鉄鉱<1515.T>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、25業種が下落した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

株式新聞オリジナルアプリ

株式関連ニュース・銘柄情報に特化した株式新聞のオリジナルアプリで、
いつでも最新の情報をチェックできる便利なアプリです。

  • Google Play
  • App Store
▲ページTOPへ