清水建設、不動産事業部門が保有する賃貸物件に再生可能エネルギー由来の電力を順次導入

株式

2021/8/4 15:44

 清水建設<1803.T>は3日、グループ環境ビジョン「SHIMZ Beyond Zero 2050」に掲げた二酸化炭素の排出量削減方針に基づき、不動産事業部門が保有する賃貸物件に、再生可能エネルギー由来の電力(再エネ電力)を順次導入すると発表した。

 同社はすでに4月から、大規模賃貸オフィス「横浜グランゲート(横浜市西区)」でバイオマス発電由来を主とした再エネ電力の利用を開始した。8月1日から新たに、賃貸オフィス「横浜アイマークプレイス(横浜市西区)」「秋葉原アイマークビル(東京都台東区)」と賃貸物流施設「S・LOGIエスロジ新座West(埼玉県新座市)」の3施設の施設全体(共用部・専有部)を対象に、グリーン電力証書やトラッキング付非化石証書などの環境価値に基づく再エネ電力の供給を開始した。今後、同社の持分割合が50%以上、かつ同社が電力需給契約を締結している賃貸オフィス・物流施設を対象に供給電力の再エネ化を進め、30年度までに再エネ電力の導入率100%を達成する見込み。

 4日の終値は、前日比5円高の834円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ