インパクト、モーニングスターは「中期経営計画の前倒しも現実味」と

株式

2021/8/16 9:35

 インパクトホールディングス<6067.T>が4日ぶりに反発。モーニングスターは8月16日付レポートで、独自の販促活動に関する情報を活用した店舗データベース(DB)の利用企業が想定を上回るペースで拡大、中期経営計画の前倒し達成もあり得ると指摘、想定株価レンジを3000-3500円、投資判断を新規「オーバーウエート」(強気)とした。

 同社の強みは、同社が創業から蓄積した累計700万件を超える売り場、販促活動に関する情報を活用した店舗データベース(DB)。企業の販促費の抑制が進み、効率的かつ効果的な販促活動が求められるなか、店舗ごとに最適な販促プロモーションを提案できる同社のような存在は大きいという。

 店舗DBの利用企業は7月末時点で72社、26年までに1000社を目指す計画だが、すでに取引者数が1500社あることを考えれば短期間での達成は難しくないと分析。23年12月期に売上高180億円、営業利益20億円とする中期経営計画の前倒し達成も視野に入るとしている。

 午前9時32分点の株価は前週末比円51円高の2922円。

提供:モーニングスター社

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