31日の東京株式市場見通し=上値の重い展開か

国内市況

株式

2021/8/31 7:47

 予想レンジ:2万7600円-2万7900円(31日終値2万7789円29銭)

 31日の東京株式は、上値の重い展開か。手がかり材料に乏しいなか、日本時間の午前10時には、中国で8月製造業・非製造業・コンポジットPMI(購買担当者景気指数)の発表がある。中国の景気減速が警戒されているなか、模様眺めムードが広がりそう。また、日経平均株価は昨年9月以降、11カ月連続の月末安となっていることもあり、様子見姿勢が強まることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(30日は109円80-82銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円58-62銭)と小動き。30日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、楽天グループ<4755.T>、パナソニック<6752.T>、アドバンテスト<6857.T>などが、30日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比45円安の2万7695円だった。(高橋克己)

 31日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 7月失業率・有効求人倍率

・ 8:50 7月鉱工業生産

・14:00 8月消費動向調査

・2年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・10:00 中国8月製造業PMI・非製造業PMI・コンポジットPMI

・21:00 インド4-6月期GDP

・22:00 米6月FHFA住宅価格指数、米6月S&PコアロジックCS住宅価格指数

・23:00 米8月CB消費者信頼感指数

・アフガニスタンの米駐留軍撤退期限

・決算発表=(アジア)中国鉄建(米国)アンバレラ<AMBA>、クラウドストライク<CRWD>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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