日経平均は31円安、構成銘柄ではT&DHD、ネクソン、京王などが値下がり率上位

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株式

2021/8/31 11:04

 31日午前11時時点の日経平均株価は前日比31円36銭安の2万7757円93銭。朝方は、30日のNYダウ安を受け、景気敏感株中心に売りが先行し、前場の早い段階で2万7602円21銭(前日比187円08銭安)まで下落した。月末安アノマリー(説明のつかない法則)も心理的な重しとして意識された。一巡後は、持ち直した。日本時間午前10時に発表された中国8月製造業・非製造業PMI(購買担当者景気指数)はともに前月比で低下し市場予想を下回ったが、影響は限定的で、その後は株価指数先物買いを交えて上げに転じ、一時2万7799円36銭(同10円07銭高)まで切り返した。ただ、買いは続かず、足元では小安い水準で停滞している。

 日経平均構成銘柄では、T&DHD<8795.T>、ネクソン<3659.T>、京王<9008.T>などが値下がり率上位。半面、JFE<5411.T>、日本製鉄<5401.T>、楽天グループ<4755.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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