米国株式市場:経済指標で投資家心理が改善、NYダウ4日ぶり反発、ナスダックは続伸し連日で史上最高値

株式

2021/9/3 7:46

 2日の米国株式は、NYダウが前日比131.29ドル高の3万5443.82ドルと4日ぶりに反発、ナスダック総合指数が同21.796ポイント高の1万5331.177ポイントと続伸して取引を終了。ナスダック総合指数は、連日で終値ベースの史上最高値を更新した。出来高概算は、NY市場が7億9761万株、ナスダック市場が38億7082万株だった。

 米週間の新規失業保険申請件数が34万件となり、市場予想平均の34万5000件よりも少なかった。前日の1日に発表された、8月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計では、非農業分野の雇用者数が、市場予想平均を大きく下回る結果となっていただけに、投資家心理が改善した。ただ、3日には8月雇用統計の発表を控えることから、上値を試す動きは限られたようだ。NYダウ採用銘柄では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>やシェブロン<CVX>、キャタピラー<CAT>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比140円高の2万8610円だった。

提供:モーニングスター社

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