3日の東京株式市場見通し=買い先行後はもみ合いか

国内市況

株式

2021/9/3 7:47

 予想レンジ:2万8400円-2万8700円(2日終値2万8543円51銭)

 3日の東京株式は買い先行後、もみ合いか。堅調な地合いが続くなか、現地2日の欧米株式が上昇したこともあり、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、現地3日には、米8月雇用統計の発表を控えることや、来週6日はレーバーデーの祝日で3連休となることから、様子見の姿勢が強まりそう。市場では「基本的に雇用統計待ち」(中堅証券)との声も聞かれ、後場には手控えムードが広がることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(2日は110円00-02銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同130円31-35銭)と小動き。2日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、コマツ<6301.T>、パナソニック<6752.T>、アドバンテス<6857.T>などが、2日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比140円高の2万8610円だった。(高橋克己)

 3日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・特になし

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国8月財新サービス業PMI

・21:30 米8月雇用統計

・23:00 米8月ISM非製造業景況指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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