(再送)日経平均は300円程度高、約5カ月ぶりで取引時間中に3万円を回復=7日寄り付き

 7日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比300円程度高い2万9960円前後で推移する。午前9時17分には、同361円78銭高の3万21円67銭を付け、取引時間中としては4月9日以来、約5カ月ぶりに3万円を回復した。きのう6日の強い動きが継続し、大阪取引所のナイトセッションでは、6日の清算値比310円高の3万60円となっていることもあり、同清算値にサヤ寄せする動きが先行した。買い先行後、やや伸び悩む場面もみられたが、上げ幅を拡大し、堅調な展開となっている。現地6日の米国株式市場は、レイバー・デイの祝日で休場だった。

 業種別では、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株が上昇。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株も高い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、極洋<1301.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も堅調。三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も上げている。

 個別では、アイル<3854.T>、東邦鉛<5707.T>、邦チタ<5727.T>、大平金<5541.T>、ネットワン<7518.T>などが上昇。半面、洋缶HD<5901.T>、ZOZO<3092.T>、ナイガイ<8013.T>、フジコーポ<7605.T>、ヤクルト<2267.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=109円台の後半(6日は1ドル=109円89-91銭)、1ユーロ=130円台の半ば(同130円35-39銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ