13日の東京株式市場見通し=反落後はもみ合いか

国内市況

株式

2021/9/13 7:47

 予想レンジ:2万9900円-3万200円(10日終値3万381円84銭)

 13日の東京株式は反落後、もみ合いか。前週末10日に大幅反発した反動や、現地10日の米国株式が続落したことから、売り優勢のスタートとなりそう。ただ、地合いは強いとみられ、下値を拾う動きなどから、9月限先物のSQ(特別清算指数)値の3万85円93銭や心理的なフシ目の3万円が意識されそう。また、北朝鮮の労働新聞は13日、同国が11、12日に新型長距離巡行ミサイルの発射実験を行い、1500キロメートル離れた目標に命中したと報じた。東アジアの地政学リスクが警戒され、手控えムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(前週末10日は109円94-96銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同130円19-23銭)とやや円高方向にある。

 前週末10日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などが、同10日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同10日の大阪取引所清算値比225円安の2万9935円だった。(高橋克己)

 13日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 7-9月期景気予測調査、8月国内企業物価指数

・決算発表=神戸物産<3038.T>

・IPO(新規上場)Geolocation Technology(ジオロケ)<4018.FU>

【海外】(時間は日本時間)

・21:00 インド8月消費者物価

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ