16日の東京株式市場見通し=反発後も堅調な展開か

国内市況

株式

2021/9/16 7:47

 予想レンジ:3万400円-3万700円(15日終値3万511円71銭)

 16日の東京株式は、反発後も堅調な展開か。きのう15日の日経平均株価は、売り先行後、底堅い動きで下げ幅を縮小して取引を終了。下値買いの強さを確認する格好となった。現地15日の米国株高を追い風に、上値を試す場面も想定される。ただ、31年ぶりの株価水準にあることから、短期的な過熱感や目先的な達成感による、利益確定売りに注意したい。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(15日は109円43-45銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同129円31-35銭)で推移している。15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、キーエンス<6861.T>、ホンダ<7267.T>などが、15日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比65円高の3万415円だった。(高橋克己)

 16日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 8月貿易統計、週間の対外対内証券売買契約

・13:00 8月首都圏新規マンション発売

・20年国債入札

・決算発表=島津製<7701.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米8月小売売上高、米9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ