日本空調が一時ストップ高に年初来高値更新、22年3月期は一転最終増益見通しで9月中間期に特別配付与

株式

2021/9/16 9:41

 日本空調サービス<4658.T>が一時150円ストップ高の887円まで噴き上げ、3月19日の年初来高値807円を一気に更新した。15日引け後、22年3月期の連結純利益予想を上方修正するとともに、9月中間配当予想で特別配当13.5円を付与することを明らかにし、好感された。

 22年3月期純利益予想は19億5000万円から29億円(前期比45.1%増)に引き上げられ、一転して最終増益見通しとなる。保有する投資有価証券の一部を売却し、投資有価証券売却益13億9100万円を特別利益として計上する。

 一方、9月中間配当予想については、前回予想の普通配当14円に特別配当を加え、27.5円(前中間期は12.5円)とした。投資有価証券売却益に伴う純利益増加額の50%相当を特別配当の原資とした。

 午前9時40分時点の株価は、前日比118円高の855円。

提供:モーニングスター社

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