ミネベアミツミが堅調、大和証は「2」継続、目標株価は3600円に引き上げ

株式

2021/9/17 16:15

 ミネベアミツミ<6479.T>が堅調。大和証券では16日付で、投資判断「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は2450円から3600円に引き上げている。

 23年3月期予想PERは15倍と大手電子部品の平均値18倍前後を下回り、オーナー企業としての高い成長意欲やM&A(企業の合併・買収)のトラックレコードを評価すれば割安だろうとコメント。時価総額を取締役報酬決定指標の一部とすることの明文化や第1四半期(21年4-6月)決算時からの自社株買い発表も評価するとしている。目標株価3600円は、23年3月期予想PERでセクター平均並みの18倍前後を目処に算出されている。

 同証券では連結営業利益について、22年3月期910億円(前期比77.8%増、会社側計画は870億円)、23年3月期1010億円と試算。22年3月期から23年3月期では、ベアリング、モーター、レンズアクチュエーターの増産効果に加え、買収した半導体工場の収益化やユーシンの構造改革効果を織り込み、22年3月期に続き過去最高益更新を予想している。

 17日の終値は、前日比25円高の3025円。

提供:モーニングスター社

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