21日の東京株式市場見通し=反落後、落ち着きどころを探る展開か

国内市況

株式

2021/9/21 7:47

 予想レンジ:2万9600円-3万円(17日終値3万500円05銭)

 21日の東京株式は反落後、落ち着きどころを探る展開か。中国・恒大集団への警戒で、現地20日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同17日の大阪取引所清算値比845円安の2万9505円と急落。朝方は、同清算値にサヤ寄せするスタートとなろう。売り一巡後は、21日の香港や上海市場の動きをみたいとして、手控えムードが広がりそう。消去法的に、海外市場の影響を受けづらいとみられる、内需系の中小型株に物色の矛先が向かう場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(前週末17日は109円94-95銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同129円42-46銭)と円高方向に振れている。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、ソニーG<6758.T>、トヨタ<7203.T>などが、前週末17日の東京終値に比べ安い。(高橋克己)

 21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・14:00 8月コンビニ売上高、8月民生用電子機器国内出荷

・日銀金融政策決定会合(22日まで)

・決算発表=ツルハHD<3391.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米4-6月期経常収支、米8月住宅着工件数、米8月建設許可件数

・FOMC(米連邦公開市場委員会、22日まで)

・米20年国債入札

・国連総会一般討論(27日まで)

・中華圏の中秋節

・OECD経済見通し発表

・決算発表=アドビ<ADBE>、フェデックス<FDX>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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