ダイセキSが急騰、22年2月期第2四半期と通期の業績予想を引き上げ、期末配当予想は増額へ

株式

2021/9/21 10:38

 ダイセキ環境ソリューション(ダイセキS)<1712.T>が急騰。一時240円高の1692円を付け、16日の年初来高値を更新した。前週末17日引け後、22年2月期第2四半期(21年3-8月)と通期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、買い人気を集めた。

 第2四半期業績予想で、売上高を87億7600万円から90億9900万円(前年同期比22.9%増)に、営業利益を7億6800万円から12億9300万円(同2.8倍)に引き上げた。主力事業である土壌汚染調査・処理事業の需要が回復したことに加え、中京エリアにおける大型インフラ整備工事関連事業が業績をけん引した。通期予想では、売上高を160億円から175億円(前期比17.4%増)に、営業利益を14億7400万円から21億円(同74.1%増)に増額。中京エリアの大型インフラ整備工事関連事業の継続に加え、首都圏および関西圏における大型工事案件の受注を見込む。

 期末配当予想を見直し、従来予想の3円から5円(前期実績3円)に増額。中間期配当3円(同3円)と合わせた年間配当は8円(同6円)となる見込み。

 午前10時35分時点の株価は、前週末比198円高の1650円。

提供:モーニングスター社

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