東芝、移動ロボットの迅速な相互回避や協調搬送を可能にする協調連携システムを開発

株式

2021/9/21 16:04

 東芝<6502.T>は前週末17日、複数の自律型移動ロボット(移動ロボット)を直接通信でつなげることにより、迅速な相互回避や協調搬送を可能にする協調連携システムを開発したと発表した。

 清掃・警備・搬送など用途が異なる移動ロボットは、通常、異なる運行システム上で動いており、ロボット同士が位置や走行方向の情報の共有ができず、通路上で複数台が立ち往生してしまうといった状況が発生してしまう。開発したシステムは、移動ロボット同士が互いの情報を迅速に共有することで通路内での相互回避を実現し、運行システムの異なるロボットの導入促進に貢献する。また、直接通信により低遅延通信が可能となるため、複数の同種の小型移動ロボットによる、大きな荷物の協調搬送も可能になるという。

 21日の終値は、前週末比10円高の4730円。

提供:モーニングスター社

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