今晩のNY株の読み筋=米8月住宅着工件数に注目、株安の連鎖収束なら反動高も

株式

2021/9/21 17:10

 21日の米国株式市場は、米8月住宅着工件数が注目となる。市場予想の平均値は前月比1.0%増の155.0万件。きょうから22日まで開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に様子見ムードが広がりやすいと考えられ、方向感はつかみにくそうだが、強い結果となって早期金融引き締め観測が広がると株式市場はネガティブに反応する可能性がある。

 ただ、21日の香港市場では、日本時間の午後4時40分現在で中国恒大集団の株価は下落しているものの、香港ハンセン指数は反発しており、落ち着きを取り戻したようにもみえる。株安の連鎖が収束すれば、前日の反動で買い戻しも期待できそうだ。

<主な米経済指標・イベント>

米8月住宅着工件数、米4-6月期経常収支、FOMC(米連邦公開市場委員会、22日まで)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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