22日の東京株式市場見通し=模様眺めムードが広がりそう

国内市況

株式

2021/9/22 7:47

 予想レンジ:2万9700円-3万円(21日終値2万9839円71銭)

 22日の東京株式は、模様眺めムードが広がりそう。引き続き、中国・恒大集団の経営問題が世界経済に与える影響が不透明で、不安定な相場つきとなることも想定される。また、日本では、金融政策決定会合後に黒田東彦総裁の記者会見が、米国では現地22日にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見もあることから、積極的な売買は控えられるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(21日は109円63-65銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同128円55-59銭)と円高方向に振れている。21日のADR(米国預託証券)は円換算値で、キリンHD<2503.T>、パナソニック<6752.T>、TDK<6762.T>などが、21日の東京終値に比べ高い。21日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比20円高の2万9780円だった。(高橋克己)

 22日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・黒田日銀総裁会見

・IPO(新規上場)=コアコンセプト・テクノロジー(CCT)<4371.T>(マザーズ)、ユミルリンク(ユミルリンク)<4372.T>(マザーズ)、シンプレクス・ホールディングス(シンプレHD)<4373.T>(市場1部)

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 米8月中古住宅販売件数

・パウエルFRB議長会見(経済見通し)

・ブラジル中銀政策金利発表

・香港市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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