22日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、109円台前半でもみ合いか

為替

2021/9/22 8:22

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円90銭-109円60銭

 22日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=109円台前半でもみ合いとみる。日本は祝日を挟むうえ、中国恒大集団への懸念も根強いことから、リスクオンの動きは取りにくいだろう。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表とパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控えて様子見ムードも強まりやすく、方向感のつかみにくい展開が予想される。きょうは日銀金融政策決定会合の結果も公表されるが、金融政策は現状維持が見込まれており、公表直後に思惑が交錯する可能性はあるものの、トレンドが変わるようなことは想定しづらい。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合の結果公表、黒田日銀総裁が会見

北米:米8月中古住宅販売件数、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が会見

欧州:MPC(英中銀金融政策委員会、23日まで)

その他:南ア8月CPI(消費者物価指数)、ブラジル中銀が政策金利を発表、香港・韓国が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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