日経平均は141円安、構成銘柄では丸紅、SUMCO、東海カなどが値下がり率上位

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株式

2021/9/22 11:04

 22日午前11時時点の日経平均株価は前日比141円66銭安の2万9698円05銭。朝方は、売りが先行した。21日の米国株式は高安まちまちながら、中国不動産大手である中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)懸念が根強く、時間外取引の米株価指数先物安も重しとなり、一時2万9573円88銭(前日比265円83銭安)まで下落した。一巡後は、「中国恒大集団が23日期限の社債利払い実施する」と報じられ、先物にまとまった買いが入り、いったん上げに転じ、2万9868円10銭(同28円39銭高)を付けた。米株先物のプラス浮上も支えとなった。ただ、買いは続かず、その後は再度マイナス圏入りし、軟調に推移している。

 日経平均構成銘柄では、丸紅<8002.T>、SUMCO<3436.T>、東海カーボン<5301.T>などが値下がり率上位。半面、スカパーJ<9412.T>、三井不<8801.T>、三菱UFJ<8306.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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