米国株式市場:金融政策の先行き不透明感が後退、NYダウ続伸、ナスダックは3日続伸

株式

2021/9/24 7:46

 23日の米国株式は、NYダウが前日比506.50ドル高の3万4764.82ドルと続伸、ナスダック総合指数が同155.397ポイント高の1万5052.244ポイントと3日続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億9590万株、ナスダック市場が58億5196万株だった。

 FRB(米連邦準備制度理事会)は22日、FOMC(米連邦公開市場委員会)で、量的緩和政策の縮小開始を11月にも決定する見通しを示した。金融政策の先行き不透明感が後退したことに加え、中国・恒大集団が人民元建て社債の利払いを実施すると発表し、デフォルト(債務不履行)への警戒が和らいだことも材料視された。NYダウ採用銘柄では、セールスフォース・ドットコム<CRM>やアメリカン・エキスプレス<AXP>、JPモルガン<JPM>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比580円高の3万100円だった。

提供:モーニングスター社

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