東芝、双日およびブラジルのCBMMとNTOを用いた次世代リチウムイオン電池の商業化で共同開発契約

株式

2021/9/24 14:03

 東芝<6502.T>は24日、双日<2768.T>およびブラジルのCBMMと、ニオブチタン系酸化物(NTO)を用いた次世代リチウムイオン電池の商業化に向け、共同開発契約を締結したと発表した。

 NTOはリチウムイオン電池の負極材として一般的に使用される黒鉛と比較し、2倍の理論体積容量密度を持つ材料。3社は18年6月、NTOを用いたリチウムイオン電池負極材の共同開発契約を締結し、同社の研究開発センターが中心となり開発を進めていた。今回、試作セルの開発を完了し、商業化に向けた量産プロセスの確立および早期の市場投入に向け、さらなる協業を進める。今後、3社は主に商用電気自動車用途等に適した高エネルギー密度で、かつ急速充電が可能な次世代リチウムイオン電池の23年度の商業化を目指す。

 午後2時時点の株価は、前営業日比90円高の4895円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ