日新電機が6日ぶり反発、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」・目標株価1800円に引き上げ

株式

2021/9/24 16:40

 日新電機<6641.T>が6日ぶりに反発。東海東京調査センターでは22日付で、投資判断を「ニュートラル」(中立)から「アウトパフォーム」(強気)に、目標株価を1550円から1800円に、それぞれ引き上げている。

 22年3月期の連結営業利益について、会社側では中期成長につなげる研究開発費負担増で前期比8%減の140億円と想定しているものの、同証券では民需、OELDおよびパワー半導体投資の追い風を受けて、164億円(同8%増)を予想している。

 目標株価1800円は、新事業区分の電力機器・環境システム事業とビーム・プラズマ事業の好転を考慮して、22年3月期以降の同証券業績予想とDCFモデルを前提に算出されている。電力機器・環境システム事業の営業利益は、民需の牽引で22年3月期が同5%増の142億円、23年3月期が同3%増の146億円と予想。一方で、ビーム・プラズマ事業の営業利益はイオン注入装置の受注高好転により、22年3月期が同16%増の52億円、23年3月期が同12%増の58億円に拡大することを見込んでいる。

 24日の終値は、前日比91円高の1477円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ