<米国株情報>セールスフォース、22年1月期の売上高予想を上方修正、来期の見通しも開示

株式

2021/9/27 10:41

 クラウド・コンピューティングベースのビジネス支援ソフト世界最大手セールスフォース・ドットコム<CRM>は23日、22年1月期の通期売上高予想を上方修正したうえで、23年1月期の通期業績予想を発表した。

 22年1月期の売上高は、従来予想の263億ドルから262億5000万-263億5000万ドルに増額。23年1月期については、売上高を316億5000万-318億ドル、調整後の営業利益率を20%(調整前は3.0-3.5%)と予想し、どちらも市場予想を上回った。

 アミー・ウィーバーCFO(最高財務責任者)は、社内コミュニケーションツール大手スラック・テクノロジーズの買収(7月に完了)効果により経営の効率化が一段と進むとしている。

 通期業績予想の発表を受け、パイパー・サンドラー証券はセールスフォースの向こう12カ月間の目標株価を280ドルから365ドルとし、投資判断を「ニュートラル」(中立)から「オーバーウエート」(強気)に引き上げた。また、モルガン・スタンレー証券は目標株価を305ドルから345ドルに引き上げ、投資判断「オーバーウエート」を据え置いた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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