日経平均は8円安と小反落、利益確定売りに再度マイナス圏入りも下値限定=27日後場

 27日後場の日経平均株価は前週末比8円75銭安の3万0240円06銭と小反落。前週末の米国株式は小幅に高安まちまちながら、時間外取引(日本時間27日朝方)での米株価指数先物高もあり、朝方は買いが先行した。政府は緊急事態宣言を30日の期限をもって全面解除する方針と報じられ、経済正常化への期待感も支えとなった。いったん小安くなったが、先物買いに盛り返し、前場早々には3万0414円61銭(前週末比165円80銭高)まで上昇した。一巡後は、上値が重くなり、後場入り後には再度マイナス圏入りし、一時3万0197円40銭(同51円41銭安)まで軟化した。ただ、下値は限定され、大引けにかけては前週末終値近辺で推移した。

 東証1部の出来高は12億9346万株、売買代金は3兆2582億円。騰落銘柄数は値上がり736銘柄、値下がり1355銘柄、変わらず96銘柄。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株が下落。ダイキン<6367.T>、SMC<6273.T>などの機械株も軟調となり、三井倉HD<9302.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸関連株や、JSR<4185.T>、日ペイントH<4612.T>などの化学株も安い。NTT<9432.T>、ZHD<4689.T>などの情報通信株や、中外薬<4519.T>、塩野義薬<4507.T>などの医薬品株も売られた。デサント<8114.T>、ゴルドウイン<8111.T>などの繊維製品株もさえない。

 半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が上昇。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、JR東海<9022.T>、JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>などの陸運株も高い。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、みずほ<8411.T>、りそなHD<8308.T>などの銀行株も買われた。ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株も堅調。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も値を上げ、トヨタ<7203.T>、日産自<7201.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も買われた。

 個別では、サカイオーベ<3408.T>(監理)がストップ安となり、OKK<6205.T>、ピックルス<2925.T>、オーケストラ<6533.T>、レノバ<9519.T>などの下げも目立った。半面、井筒屋<8260.T>がストップ高となり、ノリタケ<5331.T>も一時ストップ高。東邦システム<4333.T>(前場に一時ストップ高)、シンプレHD<4373.T>、SKジャパン<7608.T>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、18業種が上昇した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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