メイコーが続伸、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は4300円に引き上げ

株式

2021/9/27 16:10

 メイコー<6787.T>が続伸。東海東京調査センターでは24日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は3200円から4300円に引き上げている。

 主力工場である武漢が発祥とも言われるCOVID-19の影響で20年3月期から21年3月期9月中間期の業績は苦戦したものの、21年3月期下期以降の業績回復は顕著なものがあり、22年3月期は3年ぶりに過去最高益を更新すると見込まれるとコメント。PERのヒストリカルな推移や過去最高益更新見込みなどを踏まえて、目標株価を22年3月期予想PER14倍の水準から算出されている。

 短期的には第2四半期(21年7-9月)はスマホ向けの回復が期待される一方、半導体不足を背景とする車載向けの一時的な減速リスクも考えられるものの、年度を通せば車載向けはビルドアップ基板へのシフト、スマホ向けは5G向けの増加などが見込まれ、増収および利益率上昇が見込まれると指摘している。

 27日の終値は、前週末比80円高の3190円。

提供:モーニングスター社

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