<米国株情報>フェイスブックが急反落、内部告発者の主張や世界規模の障害を嫌気

株式

2021/10/5 10:38

 フェイスブック<FB>は4日、前週末比4.89%安の326.23ドルと大幅に反落した。

 現地時間4日午前、同社が運営する「フェイスブック」や「インスタグラム」「ワッツアップ」などにアクセスできなくなる障害が世界規模で発生した。フェイスブックは競合する「ツイッター」を通じ、「できるだけ早く正常な状態に戻すよう努力しています」と発信。日本時間の午前8時ごろ、ツイッターで復旧したことを報告している。

 3日にはフェイスブックの元従業員が実名でテレビ出演し、フェイスブックに対して「安全よりも利益を優先している」などと非難していた。この元従業員はウォールストリート・ジャーナル(WSJ)に内部資料を提供しており、WSJは9月から「若者に与える悪影響を軽視している」「犯罪に利用されているという問題に取り組んでいない」などとする記事を掲載し、フェイスブックへの批判が強まっていた。元従業員は5日に米連邦議会の公聴会に出席し、フェイスブックに関する証言を行う予定だ。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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