12日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、113円台でしっかりした展開か

為替

2021/10/12 8:33

ドル・円予想レンジ:1ドル=112円50銭-113円80銭

 12日の東京外国為替市場で、1ドル=113円台前半でしっかりした展開とみる。米テーパリング(量的金融緩和の段階的縮小)開始観測による米長期金利の上昇や、暖房需要に伴う原油先物価格の上昇が背景。一方、ドル・円は上昇ピッチの速さから短期的には調整も予想される。米国時間にドル・円をサポートした原油価格も、日本時間の早朝時点では上昇が一服している。足元の値幅が大きいことから、調整するときも荒い動きをみせる可能性があり、注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:9月企業物価指数

アジア:韓国中銀が政策金利を発表、インド8月鉱工業生産

北米:米3年債入札、米10年債入札

欧州:英9月雇用統計、独10月ZEW景況感指数、ユーロ圏10月ZEW景況感指数

その他:IMF(国際通貨基金)世界経済見通し、G20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議、ブラジル市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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