<米国株情報>デルタ航空、第3四半期は2四半期連続の黒字も19年水準には至らず

株式

2021/10/14 10:33

 航空大手デルタ航空<DAL>が13日朝、21年12月期第3四半期(7-9月)の決算を発表した。

 売上高は前年同期比3.0倍の91億5400万ドル、最終利益は12億1200万ドルの黒字(前年同期は53億7900万ドルの赤字)、希薄化後1株当たり損益(EPS)は1.89ドルの黒字(同8.47ドルの赤字)と、第2四半期(4-6月)に続いて2四半期連続の黒字となったが、19年同期との比較では、売上高が27%減、純利益が21%減、同EPSが18%減となり、コロナ禍前の水準を回復するには至らなかった。

 第4四半期(10-12月)については、売上高が19年同期の114億3900万ドルの75%弱に回復すると予想した。今後も需要の改善を見込むが、足元の燃料価格の上昇については利益を圧迫する要因になると懸念を示している。

 デルタ航空の株価は13日、前日比5.76%安の41.03ドルと急反落して取引を終え、その後の時間外取引でも日中終値近辺でもみ合った。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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