ダイトが大幅反発、第1四半期決算で営業利益21.2%増に

株式

2021/10/14 16:08

 ダイト<4577.T>が3日ぶりに大幅反発し、235円高の3345円まで買われた。13日引け後、22年5月期第1四半期(21年6-8月)の連結決算を発表、2ケタ増益を確保し、見直し買いを誘った。

 第1四半期決算で営業利益は23億6000万円(前年同期比21.2%増)となった。新型コロナウイルス感染症の流行による影響は軽微で、原薬では消炎鎮痛剤原薬、食道炎治療剤原薬、とう痛治療剤原薬などのジェネリック医薬品向け原薬の販売が増加した。製剤では自社開発ジェネリック医薬品および高薬理活性製剤の販売増加、医療用医薬品における新規の新薬や長期収載品の製造受託の販売増加もあり、堅調に推移した。なお、通期の営業利益予想59億円(前期比0.1%減)に対する進ちょく率は40%だった。

 14日の終値は、前日比165円高の3275円。

提供:モーニングスター社

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