米国株式市場:PPIを受け過度なインフレ懸念が後退、NYダウ5日ぶり反発、ナスダックは続伸

株式

2021/10/15 7:46

 14日の米国株式は、NYダウが前日比534.75ドル高の3万4912.56ドルと5日ぶりに反発、ナスダック総合指数が同251.794ポイント高の1万4823.429ポイントと続伸して取引を終了した。出来高概算は、NY市場が7億9527万株、ナスダック市場が49億9199万株。

 米9月PPI(生産者物価指数)は前月比0.5%上昇し、市場予想平均の同0.6%上昇を下回った。PPIが市場予想平均を下回ったことで、過度なインフレ懸念が後退。米10年物国債の利回りが低下(価格は上昇)したことで、相対的な割高感が後退したハイテク株が買われた。NYダウ採用銘柄では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>やユナイテッドヘルス<UNH>、ダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比160円高の2万8730円だった。

提供:モーニングスター社

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