日経平均は278円程度高、買い先行も堅調な展開が続く=15日寄り付き

 15日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比278円程度高い2万8829円前後で推移する。午前9時20分には、同295円00銭高の2万8845円93銭を付けている。きのう14日の堅調な動きが継続し、現地14日の欧米株式が上昇したこともあり、買いが先行した。為替市場で、円がドルやユーロに対し、円安方向に振れていることも追い風のもよう。その後も、堅調な展開が続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比160円高の2万8730円だった。

 業種別では、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株が上昇。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も高い。AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も堅調。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も上げている。

 個別では、TBASE<3415.T>、PRTIME<3922.T>、リブセンス<6054.T>、アニコムHD<8715.T>、RSTECH<3445.T>などが上昇。半面、UNEXTH<9418.T>、いちご<2337.T>、東京機<6335.T>、フィルC<3267.T>、良品計画<7453.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=113円台の後半(14日は1ドル=113円37-38銭)、1ユーロ=132円前後(同131円59-63銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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