<新興国eye>前週のインド株、インフレ懸念の後退などを好感し、続伸=BRICs市況

新興国

2021/10/18 10:45

 前週(11-14日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の14日終値は前日比0.94%高の6万1305.95、週間ベースでは8日終値比2.08%高となり、続伸した。週末15日は「ダシェラ祭」の祝日のため、休場だった。

 週明け11日の指数は買い優勢で始まり、14日まで6連騰した。

 週前半は、インド準備銀行(RBI)が21年度のインフレ見通しを従来予想の5.7%上昇から5.3%上昇に引き下げたことが好感され、銀行や自動車、不動産を中心に買われた。その後もタタ・モーターズが7-9月期の全世界での新車販売が前年同期比24%増となったことを受け、自動車株が買われ、相場を支援した。

 週半ばは、8月鉱工業生産が市場予想を上回ったことなどが買い材料になった。また、タタ・モーターズが電気自動車事業への投資拡大計画を発表し急伸したことや、バーラト・バイオテックも新型コロナワクチンの子供への緊急使用が政府によって推奨されたこと、さらには航空当局が18日から国内線の運航再開を決めたことも好感された。

 週後半は、海外株高や、IMF(国際通貨基金)がインド経済はパンデミックの打撃から回復していると指摘したことや、外国人投資家の買い越し継続が好感され、一段と買いが強まった。IT大手のインフォシスとウィプロが好調な業績を受け急伸し、指数は一段高となった。

 今週(18-22日)のインド市場は、新型コロナのワクチン接種の動向や世界経済、特に米・中・欧の景気動向、米中関係、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業の四半期決算などが注目される。主な経済指標の発表はない。

<関連銘柄>

 上場インド<1549.T>、インドNIF<1678.T>、インドブル<2046.T>、

 インドベア<2047.T>、iSエマジン<1582.T>

提供:モーニングスター社

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