日経平均は190円程度高、買い先行後に株価指数先物へ断続的な買い=19日寄り付き

 19日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比190円程度高い2万9216円前後で推移する。午前9時16分には、同221円35銭高の2万9246円81銭を付けている。きの18日に下げ渋る動きをみせていたことから、買いが先行したようだ。その後、株価指数先物に断続的な買いが入り、上げ幅を拡大した。現地18日の米国株式市場は、NYダウが3日ぶりに反落した一方、ナスダック総合指数は4日続伸するなど、まちまちの動きだった。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比180円高の2万9090円で取引を終えた。

 業種別では、大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇。オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、エムスリー<2413.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も高い。三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株も堅調。NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株も上げている。

 個別では、NCHD<6236.T>、TREHD<9247.T>、オイラ大地<3182.T>、ベイカレント<6532.T>、SREHD<2980.T>などが上昇。半面、EduLab<4427.T>、三井松島HD<1518.T>、PRTIME<3922.T>、東京機<6335.T>、曙ブレーキ<7238.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=114円台の前半(18日は1ドル=114円29-30銭)、1ユーロ=132円台の後半(同132円49-53銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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