日経平均は190円高と反発、アジア株高で一段高の場面も=19日後場

 19日後場の日経平均株価は前日比190円06銭高の2万9215円52銭と反発。朝方は、18日の米国株式市場でハイテク株中心に上昇した流れを受け、半導体関連株などに買いが先行した。株価指数先物に断続的な買いが入ったこともあり、いったん2万9200円台に乗せた。その後、利益確定売りに上げ幅を縮小し、一時2万9075円37銭(前日比49円91銭高)まで押し戻される場面もあった。ただ、アジア株高を支えに盛り返し、後場早々には2万9272円49銭(前日比247円03銭高)まで上昇した。一巡後は、上値が重くなったが、下値も限定され、大引けにかけて2万8200円台で強含んだ。

 東証1部の出来高は9億9279万株、売買代金は2兆4409億円。騰落銘柄数は値上がり1115銘柄、値下がり962銘柄、変わらず107銘柄。

 市場からは「外国人投資家のフローをみると、今週に入り静かだ。先物主導で短期筋が動いてはいるが、基本的に来週の決算に焦点を合わせ、様子見だ。むろん、岸田政権の動きにも注視している」(外資系証券)との声が聞かれた。

 業種別では、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、明治海<9115.T>などの海運株が上昇。HOYA<7741.T>、東精密<7729.T>、ニコン<7731.T>などの精密株や、任天堂<7974.T>、バンナムHD<7832.T>、大日印<7912.T>などのその他製品株も高い。ソフバンG<9984.T>、ZHD<4689.T>、ネクソン<3659.T>などの情報通信も値を上げ、東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ファナック<6954.T>などの電機株や、ダイキン<6367.T>、ディスコ<6146.T>、クボタ<6326.T>などの機械株も買われた。楽天グループ<4755.T>、エムスリー<2413.T>、サイバー<4751.T>などのサービス株も堅調。

 半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が下落。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も安い。ENEOS<5020.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株や、ブリヂス<5108.T>、TOYO<5105.T>などのゴム製品株も軟調。三菱UFJ<8306.T>、みずほ<8411.T>、りそなHD<8308.T>などの銀行株や、住友不<8830.T>、三井不<8801.T>、東急不HD<3289.T>などの不動産株も売られた。

 個別では、NCHD<6236.T>、クオールHD<3034.T>、レノバ<9519.T>、ベイカレント<6532.T>、グローバルK<6189.T>などの上げが目立った。半面、EduLab<4427.T>、サインポスト<3996.T>、川重<7012.T>、井筒屋<8260.T>、三井松島HD<1518.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、15業種が上昇した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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