<米国株情報>フォードは急伸、第3四半期のEPSが市場予想上回る、通期は利益予想を上方修正

株式

2021/10/28 10:38

 自動車大手フォード・モーター<F>の株価が27日の夜間取引で、日中終値比8.77%高の16.87ドルと急伸した。同日引け後に発表した21年12月期第3四半期(7-9月)の決算が市場予想を上回ったうえ、通期の利益予想を上方修正したことが好感された。

 第3四半期の売上高は前年同期比5%減の356億8300万ドル、調整後EBIT(利払前・税引前利益)は同17%減の29億9300万ドル、純利益は同25%減の18億3200万ドル、調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同22%減の0.51ドルと減収減益だったが、同EPSは市場予想を上回った。半導体不足による減産の影響を受けたものの、前四半期との比較では改善したとしている。

 21年12月期の通期業績は、半導体不足が緩和するとし、調整後EBITを90億-100億ドルから105億-115億ドルに上方修正した。第4四半期(10-12月)は、自動車販売台数が第3四半期より増加するとみている。調整後フリーキャッシュフローの見通しは40億-50億ドルと従来予想を据え置いた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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