<相場の読み筋>11月1日
2021/11/1 7:45
10月29日の米国株式は、NYダウが前日比89.08ドル高の3万5819.56ドルと続伸、ナスダック総合指数は同50.271ポイント高の1万5498.389ポイントと5日続伸して取引を終了。NYダウは3日ぶり、ナスダック総合指数は連日で、終値ベースの史上最高値を更新した。出来高概算は、NY市場が11億3072万株、ナスダック市場が51億1980万株だった。企業決算が本格化するなか、個別材料に反応する動きが中心となった。好決算を発表したシェブロン<CVX>が買われたほか、マイクロソフト<MSFT>も引き続き物色された。10月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は71.7となり、市場予想平均の71.4を上回ったことも支え。NYダウ採用銘柄では、マイクロソフトやインテル<INTC>、メルク<MRK>などが、値上がり率の上位に入っている。
11月1日の東京株式は続伸後、堅調な動きとなりそう。前週末10月29日の日経平均株価は、下げ渋る展開となり3日ぶりに反発した。しっかりした動きに加え、10月31日投開票の衆議院議員選挙では、与党の自由民主党が前回よりも議席を減らしたものの、国会を安定的に運営できる絶対安定多数の261議席を獲得。同党が掲げていた経済対策への期待感が支えになるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の前半(前週末10月29日は113円60-61銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の後半(同132円57-61銭)と円高方向に傾いている。
前週末10月29日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、楽天グループ<4755.T>、コマツ<6301.T>、パナソニック<6752.T>などが、同29日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同29日の大阪取引所清算値比210円高の2万8990円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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